現象
例:恵柏新材LT-5078シリーズとLT-5089シリーズのおすすめする配合比は、樹脂:硬化剤=100:30(重量比)
影響
樹脂の含有量が高すぎると、硬化反応の不完全や架橋密度の低下をもたらすので、製品の性能に影響を及ぼ します。
硬化剤の含有量が高すぎると、局部の反応が速すぎて、他の部分は反応に参与しなくなり、全体的架橋密度 の低下をもたらすので、製品の性能に影響を与えます。
予防策
接着剤を配合するとき、品質検査者またはプロセス担当者に配合比率を確 認してもらいます。
接着剤を入れる前に、樹脂の混合粘度と色が正常かどうか観察します。異常があれば、即時に使用を中止し、原因を追究します。
自動装置を用いて混合するときに、設備の運転が正常かどうか確認したうえ、設備を定期的に校正し、配合比率の正確さを確保します。